2009

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銅像原型の修復(江下武二伍長像)
           
肉弾三勇士が九州出身者だとはよく知られているが佐賀市出身の江下伍長の銅像が戦前まで出身地の蓮池公園に立っていた。
その後、昭和十九年の戦局悪化により金属供出で台座のみが残るのみになったがこのほど吉野ヶ里町の九州地区補給本所倉庫内に江下伍長銅像の原型石膏像が保管されていたのが分かり同地区の(有)宮嵜塗装工業から舟氏に修復の依頼がありこのほど完成した。台座の部分に「昭和八年 光業謹作」とあり、原型が80年余り後まで残っていたのは奇跡に近いといえよう。

              参考・(有)宮嵜塗装工業 宮嵜香氏





 ←倉庫から見つかった原型石膏像、台座からの高さ280cm

  蓮池公園にあった銅像。現在は台座だけが残っている。→
完成間近の江下伍長像。台座が約20cm低くなり、最後に右の画像のように着色された。



ギャラリー・イバ

2009  9/8(火)〜18(土)


絵師  舟一朝
佐賀市巨勢町、巨勢神社の天井絵馬をこのほど修復  2009年4月
道路拡張に伴い高尾宿にある巨勢神社が整備されたのを期に不足していた二枚の天井絵を新しく修復しました。
2006年における吉野ケ里町豆田の神社「宝満宮」エマ修復に続いての困難な仕事は地元の人にたいそう喜ばれました。
二枚の絵馬はいずれも寄進者の要望を取り入れたもので現存している絵馬と比べても時代を感じさせます。

−裏面に大正年号が入っていた那須与一を描いた奉納額 (幅1400mm位×高800mm位)は退色がひどく
板が乾燥して隙間が出来ており、専門の職人さんの補修の後 膠・胡粉・顔料を用いて着彩を行なう。


@ 元の状態
A 板の修正
B 鮮やかに甦った

  

佐賀新聞掲載・・一部抜粋 (写真、記事は福井記者) 2009年5月27日(水)
 


   吉野ヶ里アートセンター・子供展

         2/24〜3/1

       ギャラリーアート える
 
 
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